本日教育委員会定例会議を傍聴してきました。

6月議会が終わり初めての定例会議ですから議会で多く質問のあった放射線についてもう少し話があるかと思ったらさらっと流されて少しがっかり。。。

でもいいニュースもありました。

給食に使われている食材の産地を公表することを検討中だということです。

出来れば全食材の放射線量を測定してほしいところですが、一歩前進です。これが決まれば9月からの給食の食材はセンターも自校もすべて産地が公表されることになります。ぜひ実現してほしいものです。

昨日7月19日午後19:27防災無線からのアナウンスがあった。

「こちらは防災八千代です。ただいま、竜巻注意情報が発表されました。雲の様子など周囲の状況に注意して下さい。」

これはJ-ALERTシステムによって発信されました。

全国瞬時警報システム(J-ALERT)とは、緊急地震速報、弾道ミサイル情報といった対処に時間的余裕のない事態が発生した場合に、国が人工衛星を用 いて情報を送信し、市の防災行政用無線を自動起動することにより、公園等に設置してある防災行政用無線のスピーカーから、緊急情報を警報音等により直接そ して瞬時に伝達するシステムです。

八千代市HP

しかし、防災メールはその約1時間後の配信、twitterに関しては発信されませんでした。総合防災課によると、防災無線は自動で流れたがその時職員がいなかったので市役所に着いてから防災メールを流すまでに1時間かかったそうだ。twitterに関しては140字以内に文章がおさめられず、今回は見送ったとのこと。次回からは防災メールやtwitterも即時流されることでしょう。

昨日の日中は審議会が同時に開かれていたので、会派内で分担し、橋本は学校適正配置検討委員会へ、秋葉議員・松崎議員がスポーツ振興審議会の傍聴をすることにした。

スポーツ振興審議会では、市民プールの今後について画議題となったが、修理不能でプールとしては廃止、今後は別のスポーツ施設しか検討しないという結果になったそうだ。

昨年の夏も猛暑だったが、それに加えて今年は節電まで求められている。屋外のプールは非常に重要な施設のはずだが、なぜ簡単に廃止ということになってしまうのだろう。。

八千代市では8日と12日に空間放射線量の測定が行われました。
平成23年7月8日(金)実施 天候:曇 平成23年7月12日(火)実施 天候:晴
測定地点名 測定値
(マイクロシーベルト/時)
地面の形状
1.0m 0.5m
睦北保育園 0.21 0.23
睦小学校 0.12 0.12
佐山児童公園 0.17 0.17
米本南保育園 0.13 0.13
阿蘇小学校 0.19 0.19
もえぎの公園 0.25 0.27
高津南保育園 0.11 0.13
新木戸小学校 0.13 0.13
スポーツの杜公園 0.18 0.20
10 ゆりのき台保育園 0.20 0.23
11 大和田小学校 0.14 0.15
測定地点名 測定値
(マイクロシーベルト/時)
地面の形状
1.0m 0.5m
12 飯綱近隣公園 0.24 0.26 草・芝地
13 八千代市役所 0.17 0.17
14 村上北保育園 0.13 0.13
15 村上東小学校 0.16 0.17
16 栄町公園 0.11 0.11
17 八千代台西保育園 0.12 0.12
18 八千代台小学校 0.09 0.09
19 八千代台近隣公園 0.16 0.17 草・芝地
20 しろばら幼稚園
(勝田台南小学校)
0.14 0.14
21 勝田台小学校 0.22 0.22 草・芝地
22 梵天塚公園 0.19 0.20 草・芝地
八千代市HPより

6月議会で教育長は「年間1mSvを目差します」とはっきりお答えになりました。

年間1mSvということは毎時0.19μSvを目差すと言うこと。
上の表で0.19を超えている部分は赤文字にしました。
何かしらの対応をしてほしいです。
国が1μSvを超えたら補助金を出しますが、それ未満は地方が負担しなければならないということ。
何もしないでいいという基準値ではないのです。

しかもこれは内部被爆をゼロと仮定したときのこと。

だとすると給食の食材から放射線が検出されてはいけないということ。
セシウムを含んだ牛肉が流通しています。
今まで行政が言っていた「市場に流通しているものは安全」ということが完全に崩れさりました。
給食の食材すべてを放射線測定することを望みます。

子どもは大人の何倍もの影響を受けるのです。

国は原発を推進しているICRPの数字を基準にしていますが、原発反対派はゴフマン教授の数字を元にしています。

グラフの見方はこちらのブログに詳しく書いてあります。

八千代市のごみ焼却場での放射性物質の測定結果が出ました。
施設名 採取日 測定内容 測定結果[ベクレル/kg]
ヨウ素 セシウム134 セシウム137 合計
1号炉 7月4日(月) 飛灰 不検出 2,910 3,220 6,130
2号炉 7月4日(月) 飛灰 不検出 2,660 2,950 5,610
3号炉 7月4日(月) 飛灰 不検出 3,150 3,380 6,530
3号炉 7月4日(月) 主灰 不検出 2,200 2,540 4,740
八千代市HPより

国が示している8,000ベクレル/kgを下回ったということで、埋め立てされるそうです。

主灰についてはセメントにリサイクルされます。

これは非常に危険なことではないでしょうか。

万が一地下水にそれが漏れ出すようなことがあれば、八千代市の飲料水も汚染されることになります。
それだけは避けなければなりません。

そこで八千代市民の方々に協力依頼です。

燃えるゴミを減量してください。
ゴミの量が減れば焼却灰の放射線濃度は高くなります。
そしてそれが8000ベクレル/kgを上回れば隔離しなければならなくなります。
放射能物質を含んだ焼却灰を埋め立てさせないためにゴミを減量するのです。

現在燃えるゴミのうち約3割は紙類です。

まずはこれを「雑紙」として資源ゴミとして出しましょう。
もう一つは生ゴミ。
理想的なのは堆肥化です。
八千代市では堆肥化容器や生ゴミ処理機の購入に対して補助金を出しています。

この2つが出来れば簡単に8000を超えるはずです。

ごみ減量は、今までCO2削減や終末処理場の試用期間を長くするために言ってきたことなのですが、放射能汚染から身を守ることにつながるとは思ってもいませんでした。

清掃センター焼却灰の放射性物質測定結果

八千代市がやっと放射線量の自主測定を始めました。

1.測定場所

八千代市域を7つの行政コミュニティに区分し、それぞれのコミュニティごとに、保育園・幼稚園から1ヵ所、小学校から1ヵ所、公園から1ヵ所の計3ヵ所ずつ選定し、以下の場所で実施することとなりました。
No. 地域名 保育園・幼稚園 小学校 公園 その他
(1)睦北保育園 (2)睦小学校 (3)佐山児童公園
阿蘇 (4)米本南保育園 (5)阿蘇小学校 (6)もえぎの公園
高津・緑が丘 (7)高津南保育園 (8)新木戸小学校 (9)スポーツの杜公園
大和田 (10)ゆりのき台保育園 (11)大和田小学校 (12)飯綱近隣公園 (13)八千代市役所
村上 (14)村上北保育園 (15)村上東小学校 (16)栄町公園
八千代台 (17)八千代台西保育園 (18)八千代台小学校 (19)八千代台近隣公園
勝田台 (20)しろばら幼稚園
(勝田台南小学校)
(21)勝田台小学校 (22)梵天塚公園

2.測定日

平成23年7月8日(金) (1)~(11)
平成23年7月12日(火) (12)~(22)
雨天の場合は延期します。

3.測定方法

千葉県が作成した「空間放射線量測定暫定マニュアル」に従って測定します。
測定位置は地上0.5m・1m
橋本も昨日の午後(7)~(11)の測定に立ち会いました。
測定器はALOKA社TCS-161
測定方法は30秒ごとに5回計測してその平均を出します。
結果の発表は来週になります。

橋本の測定値と大きな差はありませんが、振れ巾がほとんどなくかなり正確な計測値だと思われます。

計測結果の発表まで今しばらくお待ちください。

6月27日に江戸川清掃工場で発生した焼却灰から、1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたというニュースが流れた。

ごみに含まれる放射性物質が焼却されることで凝縮されて焼却灰に閉じ込められていると思われる。

公園などで除染のために草刈りをしてもその刈った草を焼却するのであれば、その後放射性物質がどこに行くのかも気になっていたところ。すべてが焼却灰に閉じ込められるのであればあれその焼却灰の処理だけを考えればいいが、すべてがフィルターでは除去できず大気に放出されてしまうのであれば、それは大きな問題となる。

八千代市のごみ焼却場ではどういう状況なのかクリーン推進課に聞いてみたところ、焼却灰の95%はフィルターで除去できるそうだ。ということは放射性物質も5%は大気に放出されていることになる。

そして、焼却灰の放射線測定については今見積もりをとっている段階だという。

焼却灰の放射線量はいずれ公表されるだろうが、近隣の大気の放射線量までは考えていなかったようなので、焼却灰の放射線量を測定するときに近隣の大気の測定もお願いしてきた。