1月15日から任期が始まったわけですが、その前に代表者会議というものが11日から13日の3日間開かれました。

18日の臨時議会を円滑に進めるために事前に決められるものは決めえてしまおうというのがこの代表者会議の目的です。

この代表者会議で決まったのは常任委員会のメンバーや議場での席なのですが、これに時間がかかるのにびっくり。32人の席を決めるのに同じ会派同士で隣同士でないと嫌だという要求があったりして、なんと1日半もかかったのです。小学生でも1時間かからず席順は決められるんではないでしょうか?

そして迎えた本当の初仕事が18日の臨時議会。

ここでは10時に開会して、10:16には暫時休憩。休憩中に各会派で議長選出の話し合いなどが設けられ、なんとかまとまって議会が再開したのが18:15でした。議長を決めるのに8時間もかかっているのです。以前から立候補制にしたほうがいいという案がでているそうですが、なかなか以前からの慣習を変えるのは難しいようです。

その議長選挙で不思議なことが起きました。9名を擁する最大会派「新風」からは菅野氏が議長にということでお話が来たのですが、市民クラブ・公明党・未来の会派からはその「新風」の林利彦氏を推す声があがり、新風の票が割れることになったのです。結果林氏が2度目の議長に就任したわけですが、新風はその後分裂することもなく9名のまま維持されています。なんとも理解しがたい状況です。

もう一つ理解できなかったのは、この日、みんなの広場が中心となって、旧鉄道建設公団の約1.4兆円の埋蔵金を東葉高速鉄道の債務に当てるべきとの意見書の上程を申し出たのですが、議会運営委員会で嵐氏・木下氏・西村氏・山口氏の4氏が「いい内容であるとは思うが慎重に検討するべき」との理由から反対され、上程が出来なかったことです。橋本も議会運営委員会のメンバーですので、その場で「県議会でも全会一致で可決されている内容であるし、国会の予算審議前に出さなければ意味の無いことなので、3月議会では間に合わない。」と申し上げたのですが数の力には勝てませんでした。

その後、各常任委員会の委員長・副委員長などを決め、すべて終わったのが23時近くなっていました。その間、市長や執行部の皆さんはただ待たされていただけといのも無駄な時間です。

これから新しい力で議会改革を進めていきたいと強く思った初仕事でした。