12月21日に近所でハクビシンが捕獲されました。
市で貸し出している箱わなに引っかかったのです。


担当職員が引き取りに来た際に立ち会い、捕獲されたハクビシンの処理について質問したところ、ガス室で殺処分するとのことでした。

この件に関して、僕も殺処分には反対だけど、他の方策を持っていないので殺処分は仕方がない。解決策があれば教えてほしい。とツイートしたところ、動物愛護意識が高く殺処分反対の方々からご意見やクレームをいただきました。
https://twitter.com/J_HASSY/status/678747087991758849?lang=ja

わからないことがあるときに頼りになるのがグーグル先生!
ということで早速ググってみると、農林水産省のページに

野生鳥獣被害防止マニュアル-ハクビシン- 平成20年3月版

というのがありまして、それによると、

平成 18 年度の被害金額は2億3千万円で、平成 13 年度に比べ 2.5 倍に増加している。だそうです。

そしてそれは
シカ(71億円)
イノシシ(56億円)
サル(16億円)
ツキノワグマ(3.4億円)
に次いで5番目に多い被害額。

ハクビシンの厄介なのは住宅街に出没することです。農地であれば電気柵で囲い、侵入を防ぐことも可能ですが、住宅で電気柵という訳にはいかず、箱わなで捕獲するしかなくなります。

また、

■捕獲後の処理
①適切な処理
ハクビシンを捕獲した場合、他の場所に放すことはしない。捕殺する場合は、安楽死など適切な方法を用いる。

とも書いてありました。殺処分は農林水産省が勧めているのか。。。でもガス室って炭酸ガスでの窒息死だから安楽死とは言えないんじゃないのかな?ちなみに、柏市の動物愛護センターでの猫ちゃんの殺処分はガス室ではなく、一匹ずつ麻酔注射をしていると地域猫活動をしている方から聞いたことがあります。もちろん、殺処分しないにこしたことはありません。

 

Yahoo知恵袋にはこんな回答もありました。
(一部抜粋)
中には悪質で、捕獲したものを山に捨ててしまう業者もいるようですが・・・一度人に慣れた動物は、また里に下りてきて畑を荒らしたり、屋根裏に住み着いてまた業者に捕まるというようなやつもいます。かわいそうに思うかもしれませんが、野生動物にはヒトの怖さを教え込み、里に下りてはけないことを教えるしかありません。
ただ、われわれも捕殺を楽しんでやっているわけではなく、捕獲の前には農家さんと防除(畑に入れないようにする方法)を工夫したり、追い払いですむものは威嚇射撃などで追い払いをして学習させたり、わなで捕らえて学習放獣させたり、と、いろいろな方法を組み合わせています。実際、ただ捕獲だけしているよりそのほうが被害が減りますので。ただ、先述のとおり、ヒトになれてしまった個体はもうだめです。また、アライグマのように日本固有の生態系を乱すものもいます。アライグマに関しては、関西などでは業者が捕獲して、放獣したことで被害が拡大したといわれており、捕獲したら殺すしかないのが現状です。
かわいそうと思う気持ちはヒト固有の感情で(多分)、これがあるからヒトは力を持ったのに他の生物を殺しつくさないのだと思います。が、ヒトと野生動物が住み分けをし、お互いに幸せに暮らすために殺さなければいけないという面もあります。難しい問題ですが、今の段階ではこれしかないのではないかと思います。

参照:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1486063224

 

シカやイノシシは食べることもできるけど、ハクビシンは流石に食べられないよな。。。

ハクビシンを捕獲後殺処分しなくてすむ方法はないですかね?

そういう自治体の例などありませんかね?