八千代の未来を真剣に考える一市民さんからハッシー日記に以下のようなメッセージをいただきました。

差出人: <a@bc.com>

題名: 6月議会の請願第22号について

メッセージ本文:不採択側にいらっしゃったと思いますが、何故ですか?

選挙でも、お金かけてませんアピールしてましたし、採択側だと思ってたのに。

そんなにお金がすきですか?
たいして働いてもいないのに。

ただでさえ、今回の議員は手当15%のままなのに。

何故、不採択なのか、簡潔にtwitterでもご回答いただきたい。

ココマデ

簡潔にと言われても140字では足りなさそうなのでブログでお答えします。

請願22号「新川周辺地区都市再生整備事業」決議の判断ミスと結果責任を求め る件の問題点は2つ。

1.前市長が退職金を返納するとなると寄付金に当たるので公選法に抵触する。

法治国家において法律に触れるような議決はするべきでないと考えます。有罪判決後に損害賠償を求めるならともかく、自主返納を促すことはできません。

2.前市長には責任を問うてるのに前市議には責任を問うてない。

市長は提案をしただけであり、議決したのは市議会です。つまり議決の責任は市議会にあります。その責任を改選後の議員のみに求めるのはいかがなものでしょうか?議決権を持つ市議会議員の責任は重いと思います。だからこそいい加減な賛成をせず、この様な批判を想定しつつ反対したのです。

もう一つの質問「そんなにお金が好きですか?」に対してですが、橋本が請願に賛成したところで可決して報酬が減額になることはなかったでしょう。議員報酬が惜しくて反対した訳ではありません。

【補足】この請願22号は総務常任委員会に付託されており、橋本はその委員ですので、委員会の中で意見しております。総括審議の賛否だけではなく、委員会での発言もチェックしていだけたら幸いです。と言っても常任委員会はネット中継もされていませんからね。一市民が常任委員会の内容を知るのは難しい状況なのも理解しています。

そこで、本日開会前に代表者会議が開かれ、そこで常任委員会の中継を含む議会活性化を検討する「議会活性化検討会」(昨年4月に解散)の再設置を要望しました。

今回はご質問ありがとうございました。今後は存在するメアドでの投稿をお待ちしております。

5月30日に陸上自衛隊の落下傘降下訓練中に、3人が高津の民家に降着するという事案が発生しました。
東京新聞の記事
その詳細を以下にまとめました。

【事案の概要】
平成27年5月30日(土)13:23頃、習志野演習場において中央即応集団が実施した訓練で、陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津)に所属する大型輸送ヘリコプターCH‐47(通称チヌーク)から50人の隊員が8回に分けて落下傘降下訓練中、演習場に隣接した高津の住宅地に隊員3人が降着しました。

ch‐47

【被害の状況】
・降着した住宅の方には人的被害なし。
・物的被害は住宅のTVアンテナ、雨どいおよび屋根瓦の損傷。
・1名の隊員が右腕を打撲。

この事案を受けて、6月3日9時に八千代市が以下3名と面談しています。

陸上自衛隊中央即応集団司令部 報道官(1等陸佐)
陸上自衛隊第一空てい団本部 防衛幹部(1等陸尉)
北関東防衛局 千葉防衛事務所 次長

応対者は市長、総務企画部長、安全環境部長、危機管理官、総合防災課長、秘書課長の6名。

市から自衛隊への要望等
1、今回の場外降着に至る背景および原因について説明を求めた。

2、今後の訓練については、安全対策の徹底及び再発防止に努めるよう要望した。
  (陸上自衛隊側受諾)

3、被害に見舞われた市民に対するお詫びや補償について確認。
  (すでにお詫びに行き、破損したTVアンテナについては補修済み。雨どいについては業者に依頼済み。)

4、降着した3か所の自治会に対して、お詫び訪問をするよう要望。
  (陸上自衛隊側受諾)

5、「場外降着事案の原因と再発防止策」の報告書を別途提出するよう要望。
  (陸上自衛隊側受諾)

自衛隊から市への報告

・事案の原因
 落下傘降下は風の影響を受けるため、訓練規則で降下可能な風向き及び風速に関する気象条件を規定するとともに、訓練中は、ほぼ30分毎に気象計測を行い、降下を実施していました。しかしながら当該事案の降下直前に、突如風向きが変化したため風向きの変化に応ずる演習場へのヘリの飛行経路の修正を実施しましたが、修正量が不十分であり、結果として演習場外に降着したものと結論づけました。

・再発防止策
 上記原因を踏まえ、風向き及び風速が安定しない場合等急激な気象変化の予兆を確認した場合、気象計測を再度実施し、風向き及び風速が確実に安定したことを確認できた後に降下訓練を実施することを徹底し、再発防止に万膳を期す所存であります。

・今後の予定
 上記再発防止策の徹底を図った後に、降下訓練を実施いたします。
 何卒、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

以上

 

 

子どもの頃から落下傘訓練を見てきたので、僕にとっては日常になっていますが、初めて見る方は結構驚くようですね。

見ていると、ほとんどは丸型の落下傘なのですが、たまに四角いタイプもあります。

また、1回の降下の人数はバラツキがあり、最近は10人が最高ですが、少し前までは1回に20人降下することもありました。ヘリコプターの燃料を考えると1回に多く降下したほうがいいのではないかと思い、今回広報班にお聞きしました。

主に使われている落下傘のタイプは丸型の696MIで、12傘(ひとにいさん)と呼ばれています。

2015年1月、習志野演習場で初お披露目となった13傘(ひとさんさん)という新しいタイプもあります。この13傘は他の落下傘と絡むことが少ないため、C-1輸送機C-130輸送機のような両側に扉がある飛行機から最高20人の降下訓練をすることができます。しかし、北海道の降下訓練で不具合が見つかったことから、現在は使用されていないとのこと。

800px-JASDF_Kawasaki_C-1_Aoki-1 c-130

                 C-1輸送機                     C-130輸送機

そして四角い落下傘ははMC-4というタイプで、パラグライダーのように操作性が富む自由降下型となっていますが、ある程度訓練を積んだ隊員でないとこのタイプでの降下はできない決まりになっているようです。

800px-JGSDF_parachute(MC-4)

          MC-4

以上のような理由から降下訓練では12傘が使われていて、1回の降下は最高10人になっているそうです。

この降下訓練は、1回の降下毎に数千円の手当もつきます。階級によってその金額には差があります。