瓦礫の処理をどうするのかが問題となっているが、受け入れ反対派の一番の理由は放射能の心配です。

しかし、放射能以外にも気にしなければいけないのが化学物質でもあります。津波によって様々な工場が破壊されて流されたことで、その工場で扱っていた青酸化合物やPCBや水銀なども拡散されたかもしれないのです。

ドライクリーニングで使われていたテトラクロロエチレンもあるし、古い建物にはアスベストも使われていたことでしょう。

これらを全て含んでいるのが被災地の瓦礫です。全国にこの危険な化学物質を拡散させていいのかも考えなければならないと思います。

化学物質には功罪があり、便利なことも多いですが、その反面化学物質過敏症に悩まされている人も少なくないということを知って欲しいとも思います。

そこで映画「いのちの林檎」上映会@船橋の情報をお知らせします。

以下伊藤とし子さんのブログからの転載です。
化学物質過敏症を描いたドキュメンタリー映画。

予告編

多くの方に観ていただいて、身の回りの化学物質、農薬の影響を知って欲しいと思う。

私も煙草の煙や香水などに反応する化学物質過敏症。
現在、化学物質過敏症患者は70万人から100万人いるといわれ、2年前に病名登録された。
病名登録されるほど大勢の人が罹っているわけで、何だか具合が悪いのが、身近な化学物質が原因かもしれない。
人それぞれ反応するものが違うので、どんなもの?と聞かれても表現するのが難しい。

この「いのちの林檎」に出てくる早苗さんは重症患者。
もっと重症な患者さんは、寝たきりで外出などできない人もいる、という事だ。

化学物質過敏症が重症化すると電磁波過敏症になるという。

私も放射線量測定を行っていると、具合が悪くなるが、測定器からかなり高い電磁波が出ているようだ。

日時 4月26日(木)
1回目 10:30~12:30
2回目 18:30~20:30

その間に「みつばちからのメッセージ」を無料上映。14:00~15:00

場所 船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-19-6)
JR、京成船橋から徒歩5分

協力金 千円

主催:生活環境を健康にする会

~会からのメッセージ~
私たちは化学物質過敏症患者が住みやすい環境を実現するために、患者、家族や支援者が参加しています。
これ以上、化学物質過敏症患者を増やさないため、未来を担う子どもたちの健康を守るため、また理解する社会にするため活動をしています。
毎月定例会を船橋市フェイスビル5階市民活動センターで話し合っています。
参加歓迎です。
ご連絡ください。
ブログ: 生活環境を健康にする会
連絡先: seikatukankyo@gmail.com

 

多くの方に観て欲しい映画です。
もちろん橋本も観に行きます。