11月30日12月議会が開会しました。
まず、市長から諸般の行政報告があったのでその要旨をまとめておきます。
1、タイのバンコク都に義捐金を173万円送りました。
2、高津西保育園の訴訟は10月11日に和解しました。
3、釧路市とのスポーツ交歓大会を10月9,10日に行いました。
4、東日本大震災に関する八千代市の対応について
(1)液状化被害への対応に関する要望書を内閣総理大臣・関係大臣に提出した。
(2)松保橋・ゆらゆら橋は復旧工事完了。平戸橋・宮内橋は12月末開通、逆水橋は3月末に開通を目指し工事を進めている。
5、東電福島第一原発事故に伴う放射性物質調査等について
(1)市内の空間放射線量の自主測定について
・第一期6月8日から9月30日まで114箇所の測定をし、0.05~0.29μSv/h
・第二期10月3日から3月30日まで22箇所て定点測定と各施設管理者からの要望箇所の測定をする。
11月18日時点で、定点では0.11~0.27μSv/h。要望箇所207箇所では0.08~0.49μSv/hの測定結果でした。
(2)国が除染費用を負担する汚染状況重点調査地域にあたるかどうか、千葉県および環境省と協議をしている。
(3)今後、放射能汚染に係る業務の増大が予想されるので、11月10日に東電に対して補償や支援を求める要望書を近隣6市で提出しました。
(4)清掃センターにおける焼却灰の放射性物質の測定結果
第二回9月20日各炉の1kg当たりの放射性セシウムは1号炉飛灰が3320Bq、2号炉飛灰が3410Bq、3号炉飛灰が1806Bq、3号炉主灰が857Bqという基準以下の結果だったので、最終処分場に埋立処分を行っている。
(5)千葉県が実施した八千代市内の農産物の放射性物質検査の結果について
10月17日に菌床栽培シイタケを採取し検査した結果、放射性セシウムは20.12Bqで暫定規制値以下である。
11月2日に大根、11月9日にキャベツ、11月16日にソバとネギを採取し、検査した結果、放射性ヨウ素、放射性セシウムともに不検出だった。
10月20日付けの千葉県からの通知により、平成23年度の大豆は、検査結果が判明するまで出荷自粛となったため、周知を図った。
議案については、10号議案だけ先に審議されました。
「八千代市一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
の制定について」
政府が国家公務員給与を平均7.8%下げる給与特例法案を提出しており、八千代市の職員の給与を引き下げることには賛成なのですが、0.3%ではあまりにも少なすぎるという理由で、我が会派では反対をしました。
もうひとつ、陳情について。
前回の6月議会で、「放射能測定器を購入し市民に貸し出す」という陳情が出されたのですが、反対多数で否決されてしまいました。
その後、陳情者から全議員に封書が届き、陳情に賛成・反対のどちらか?また、その理由は?といった質問状と切手を貼った返信用封筒が同封されていました。
橋本はすぐに返信してあったのですが、本日その陳情者の方がいらっしゃったので話を聞くと、返信があったのは陳情に賛成をした議員だけだったそうです。そこで直接はなしを聞きに来たのですが、明確な反対理由は聞けなかったとおっしゃってました。反対理由がわからなかったので、どの部分を変更すれば受け入れやすくなるのか想像で訂正し、再度今議会に陳情を提出されるようです。
今度は可決されることを願います。