昨日9月議会が閉会いたしました。
7日には一般質問、
9日には産業都市常任委員会、
12日には議会運営委員会、
13日~16日には決算委員会、
27日に総括審議が行われたのですが、まったくブログに書いていなかったのでまとめてアップします。。

一般質問では大きく四つの項目を聞きました。

1、観光について
2、東京電力福島原発事故の対応について
3、災害時要支援者避難計画について
4、通学路について

観光についてでは「やちよ良いとこ教え隊」と「フィルムコミッション」について質問しました。

事前に調べてみてびっくりしたのが、八千代市は団地発祥の地として八千代台駅西口に石碑まであるのですが、その団地とは八千代台西6丁目の2階建てテラスハウスのことではなく、八千代台西口駅前に建てられた一戸建ての集まりのことだったということです。橋本も今まで勘違いしていました。。。

フィルムコミッションは八千代市独自で立ち上げる考えはないようです。どんなドラマで使われたか産業活力部長に質問してみましたが、まったくご存知ないようでした。。

原発事故の対応では、文部科学省が新しい基準を7月20日と8月26日に公表したことで行政側はとても安心したようでした。でも市民はまったく安心できていないことを伝え、グランドの真ん中だけでなく雨樋の下や植え込みなど危険そうな場所の放射線測定をするようにお願いしました。

また、土壌については、基準が定まっていないから測定しても評価できないし、空間放射線量を測定しているからそれから推測できるという理由で測定しないという回答でした。6月議会で発議され、全員による可決だったにもかかわらず、測定しないのは議会軽視だと発言しましたが、傍聴者からはもっと強く言うべきだと諭されました。

給食は9月から産地を公表するようになったのは認められる点ですが、やはり千葉県産や茨城県産の野菜は保護者にとって不安なので、給食の食材の放射線量測定をする予定はあるのか質問しましたが、県がモニタリング検査をしているから安全だとの回答。杉並区のように2000万円以上する測定器を購入しなくても、給食一食分をサンプリング調査することもできるので、子どもたちの未来のために是非教育委員会には検討をお願いしたいところです。

次に災害時要支援者避難計画では6月に指摘した予想通り、対象者の1割程度しか登録できていないことがわかりました。今後の見直しもはっきりししなかったので、連絡会議などを開くように要望しました。

 

決算委員会は4日間もあったのでいろいろと質問をしたのですが、一番の問題点は「ふれあい農業の郷」についてです。

スタート時は黒字の可能性がないので、市が運営し数年したら指定管理者に渡す計画だというので、黒字になる見込みがあるのかと質問したら、それはないという回答。だったらいつまで経っても市が赤字を抱え込むことになってしまう。。今のふるさとステーションと一緒。この体質は変わらないのか。。もっと違う形で農家の支援はできないものなのか。

そして昨日の総括審議。

新川計画の見直しの請願は賛成少数で否決。
放射線測定器を購入して市民に貸与する陳情も賛成少数で否決。
市議会議員の定数削減の発議も賛成少数で否決。
その代わり、昨年3回だけ開かれて結論が出なかった「市議会議員の定数に関する調査特別委員会」の設置の発議は賛成多数で可決。

市民の皆さんはなんで定数削減しないのかと思うかも知れませんが、本当に定数削減が市民のためになるのかどうか、4人減らして28人が本当に適正な人数なのか、もう一回委員会で話し合うべきだと思います。

今回の議会で一番盛り上がったのはこの定数削減に関する討論のうち、横田議員の討論でした。ぜひぜひご覧ください。

http://www.discussvision.net/yachiyosi/2.html
上記のページから9月27日の総括審議を選択し、討論・採決等の04:53:15ころからが横田議員の討論となっております。

お時間のある方は9月7日の橋本の一般質問もご覧ください。

市議会には会派というものがあることは以前にもこのブログで書いたことがあります。

2月6日のこの記事です。

http://coach.ne.jp/2011/02/06/186/

この記事の中の議長選で新風が割れたことに対して「新風はその後分裂することもなく9名のまま維持されています。なんとも理解しがたい状況です。」と書いたことに対し、後日新風の控室に呼び出され、「他の会派のことをブログに書かないように」と注意を受けました。

 

ですので、今回は事実だけを書いてコメントは差し控えたいと思います。

 

当時「新風」は9名が在籍していましたが、5月には皆川智子議員が抜けて一人で「希望の会」を作り、そして8月1日には林利彦議長と成田忠志議員の二人が抜けて「自民クラブ」を作ったことにより、現在は6名となっています。

最新の会派別名簿はこちら

http://www.gijiroku.jp/yachiyo/pdf/20110801/kaiha_meibo.pdf

 

八千代市議会の会派の分裂を大手の新聞が取り上げるはずもなく、何が起きているのかは市民にはまったくわからない状況なのですが、会派が分裂したという事実だけでもお知らせしたいと思い書かせていただきました。

 

「発議案」とは議員が提出する議案のこと。

今回の議会で提出された発議案は全部で10本。その結果を以下に掲載します。

× 発議案第10号 中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書について
発議案第11号 放射能汚染対策の迅速な対応を求める意見書について
× 発議案第12号 福島原発の危機収束と救援、復旧・復興を求める意見書について
× 発議案第13号 原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を切ったプログラムの作成を求める意見書について
× 発議案第14号 介護保険法改定の取り下げを求める意見書について
× 発議案第15号 消費税増税はやめるよう求める意見書について
× 発議案第16号 文部科学省が示した学校等の利用基準「年間20ミリシーベルト」の引き下げ等を政府に求める意見書について
× 発議案第17号 千葉県内の放射線量測定地点の拡大と公表方法の改善等を求める意見書について
発議案第18号 東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質拡散に対する空間、土壌等の放射線量の八千代市独自の測定の実施及び結果の公表を求める決議について
発議案第19号 八千代市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について

この内、橋本は12,13,15,16,17,18号の賛成者として発議案を提出し、10,11,19号については賛成いたしました。

いろんな考えの議員がいて当然だと考えますが、16号についてはtwitterで「詳細待つ」とツイートされていたので、ここに内容を掲載いたします。

文部科学省が示した学校等の利用基準「年20ミリシーベルト」の引き下げ等を政府に求める意見書

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故は、放射能による深刻な環境汚染やその他の社会的・経済的被害をもたらしている。子どもを学校に預ける親たちの不安が募る中、新学期が始まった直後の4月19日、文部科学省は「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」として、年20ミリシーベルト(屋外で毎時3.8マイクロシーベルト)という基準を福島県教育委員会等に通知した。

この数値は、労働基準法で18歳未満の作業を禁じている「放射線管理区域」(毎時0.6マイクロシーベルト以上)の6倍強、また、原発労働などによって白血病を発症した場合の労災認定基準の年間線量の4倍に匹敵する。

子供は細胞分裂が活発であり、放射線に対して脆弱なのだから、原発労働者や一般の大人に対する基準より緩くていいはずがない。4月29日に東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏は、事故直後を過ぎた時期に年20ミリシーベルトという緩すぎる基準を設定することに涙を流して抗議をし、内閣官房参与の辞表を提出した。

また、この数値は、食事などによって放射性物質が体内に取り込まれる内部被曝を考慮していない。さらに、基準がこのままでは、子どもの被曝量を最小限にするための学校や自治体レベルの自主的な防護措置が、本当は必要なのに不要と判断されてしまいかねない。

確かに、5月27日になってようやく文部科学省は「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」を発表し、今年度は「当面,年間1ミリシーベルト以下を目指す」としたが、依然として年20ミリシーベルトという基準は撤回されていない。そのため、現実に多くの自治体では、空間放射線量の公表時にこの目標値に触れていないのである。

よって、本市議会は政府に対し、下記の項目の実施を強く求める。

1.学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方「年20ミリシーベルト」を即時撤回して、これまでの年1ミリシーベルト以下を基準とすること。また、乳幼児が長時間過ごす保育園の利用基準を設定すること。

2.子供の被曝量を最小化するため、保育園、幼稚園、学童保育所、小中学校、公園等の空間放射線量や土壌の放射線量を自治体が早急に測定するよう最大限の支援をし、測定結果に応じて一部立ち入り制限、除染・土壌の入れ替え、避難・疎開などを行う基準を策定し、実施にあたっては財政支援や受け入れ自治体のあっせんも行うこと。

3.学校等の屋外での測定値が毎時3.8マイクロシーベルト以下になったとしても、年1ミリシーベルト(毎時0.19マイクロシーベルト)以上の測定地点がある都道府県内においてはモニタリングを継続すること。

以上、地方自治法弟99条の規定により意見書を提出する。

平成23年6月23日

八千代市議会

提出先

内閣総理大臣  様

文  部  科  学  大  臣    様

原子力安全委員会委員長    様

厚生労働大臣  様

国土交通大臣  様

以上のような内容の意見書を国にあげることに反対する議員が半数以上いたということです。

反対した議員のお名前は把握していません。議会事務局に問い合わせをすれば答えてくれると思います。

twitterでは23日10:35に速報を流しましたが、詳細をお知らせいたします。

定例議会最終日、開会直後に市長から「諸般の行政報告」があり、その中で放射線量の測定について触れていたので、その部分を抜粋して掲載します。

(抜粋)

今後は、国や県による「安全であることを裏付ける統一的な放射線量の評価基準」が未だに示されていないが、千葉県が作成した空間放射線量測定暫定マニュアルに基づく統一された測定が可能となったことなどを踏まえ、県との連携を図りながら対応していくことを基本に、自主測定を実施することとした。

測定に当たっては、八千代市内の7つの行政コミュニティー地域ごとに、小・低中学校、保育園及び公園など21ヵ所程度を選定し測定を行う。

測定結果については、市ホームページ等で公表する。なお、測定した放射線量に対する評価の統一化と基準値を超えた場合の対応策の明確化については、引き続き千葉県に要望していく。

(以上)

ただ、委託になるのか八千代市で測定器を購入して独自で測定するのかはまだ決まっていないとのこと。消防署にはミリオンテクノロジー社製RDS-30というサーベイメーターがが国から貸与されているが、8日に県が市内で測定したときに一緒に測定したところ、おかしな値が出たことにより、この測定器は使用しないものと思われます。(使えないなら交換してもらえばいいのに)

ということは、いつから測定するのかはまだ未定ということ。早急に測定方法を決定し、測定することを引き続き訴えていきます。

今回の質問は大きく三つ。
1、災害時要援護者避難計画について
2、東日本大震災の対応について
3、スクールゾーンについて

金曜日の質問だったので録画中継が公開になるのが月曜日になってしまうのですが、よろしければご覧ください。

http://www.discussvision.net/yachiyosi/2.html

一番重要なポイントは放射線の独自調査と学校での除染の基準についてですが、この二つはすでに何人かの議員が質問をしていたので、それにかぶせる形での質問となりました。

また、千葉県が8日八千代市内で2箇所、放射線の計測をした結果を一般質問の最中に聞くことになりました。

1時間あたりの数値、単位はマイクロシーベルト
測定地点名 測定値(μSv/h) 地面の形状 測定日
天候
1.0m 0.5m
米本南小学校 0.21 0.24 6月8日
八千代台南保育園 0.13 0.15 6月8日
何を言っても独自調査をやると言わない八千代市。

そこで矛先を変えて教育委員会に、5月27日に文科省の高木大臣が1mSvを目指す宇と記者会見したが、八千代市でも目指すのかを聞いてみたところ、教育長から「目指します」との回答を頂きました。

年間1mSvということは0.19μSv/hを目指すということ。

(年間20mSvのときに屋外8時間として3.8μSv/hだったのて、その1/20ということです。)

8日の結果で米本南小はすでにその値を上回っている。

以上のことから、米本南小では放射線量を下げる努力をしなければいけないし、他の学校でもすぐに計測する必要があるということになります。

7日の茂呂議員への答弁で「測定機器や測定方法の問題はクリアできたが、評価基準の問題で独自調査しない」と発言した豊田市長。

もう測定しない理由はなくなりました。

八千代市のみなさん。

学校、教育委員会、八千代市に対してすぐに放射線の測定をするように働きかけましょう。
小 学 校 住     所 電話番号 FAX番号
大和田小学校 八千代市萱田町628 047-484-6141 047-484-6142
睦小学校 八千代市桑納176 047-450-2009 047-450-9674
阿蘇小学校 八千代市米本2586 047-488-3003 047-488-3447
村上小学校 八千代市村上1113-1 047-482-3011 047-482-4102
八千代台小学校 八千代市八千代台西1-8 047-482-3355 047-482-3350
八千代台東小学校 八千代市八千代台東2-5-1 047-483-4547 047-483-4548
八千代台西小学校 八千代市八千代台西7-23-1 047-482-7013 047-482-7375
勝田台小学校 八千代市勝田台2-14 047-482-6351 047-482-3343
勝田台南小学校 八千代市勝田台5-9 047-483-0286 047-483-0022
米本小学校 八千代市米本1386-6 047-488-1105 047-488-1137
米本南小学校 八千代市米本2301 047-488-1106 047-488-2333
西高津小学校 八千代市高津832-38 047-450-7200 047-450-5491
大和田南小学校 八千代市大和田628 047-484-6336 047-484-6466
高津小学校 八千代市高津738-6 047-450-0152 047-450-1163
南高津小学校 八千代市高津421-3 047-450-0916 047-450-2236
村上東小学校 八千代市村上1113-1 047-482-0931 047-482-1463
八千代台東第二小学校 八千代市八千代台東6-26-1 047-482-2914 047-482-1464
大和田西小学校 八千代市大和田新田409-3 047-450-2098 047-450-9743
村上北小学校 八千代市村上1113-1 047-484-1780 047-484-1823
新木戸小学校 八千代市緑が丘2-4 047-450-8488 047-450-8489
萱田小学校 八千代市ゆりのき台6-20 047-484-5541 047-484-3757
萱田南小学校 八千代市ゆりのき台3-7-3 047-487-7117 047-487-7118
みどりが丘小学校
(22.4.1開校)
八千代市吉橋2357 047-458-1281 047-458-1282
中学校
中 学 校 住     所 電話番号 FAX番号
八千代中学校 八千代市八千代台北14-9-1 047-482-3232 047-482-7548
睦中学校 八千代市島田台756 047-450-2006 047-450-5459
阿蘇中学校 八千代市米本1914 047-488-3004 047-488-3410
勝田台中学校 八千代市勝田台3-1 047-482-7225 047-482-6165
大和田中学校 八千代市萱田町645 047-484-5071 047-484-6716
高津中学校 八千代市高津880-4 047-450-0151 047-450-1730
八千代台西中学校 八千代市八千代台西7-23-3 047-482-0915 047-482-0944
村上東中学校 八千代市村上1113-1 047-482-0932 047-482-4037
東高津中学校 八千代市高津1092 047-459-1211 047-459-1213
村上中学校 八千代市村上1643-55 047-482-3121 047-482-3193
萱田中学校 八千代市ゆりのき台7-8-1 047-485-6640 047-485-
八千代市 047-483-1151(代)

教育委員会 047-481-0303

何はともあれ、今一番大事なのは子どもを被爆させないこと。

そのためには現状把握。放射線量を測定するところからです。
対応はその次。
測らないことには何もわかりません。
市議会では力が及ばず、市を動かすことが出来ませんでした。
申し訳ありません。でも光は見えたのでみんなの力を合わせましょう。
昨日、千葉県環境センターに行ってきました。

場所は市原臨海球場のすぐ隣。

ここには千葉県で唯一の放射線のモニタリングポストがあるのです。

一番気になっているのはそのモニタリングポストが地上何メートルのところに設置されているのかということ。いろんな人がいろんな高さを示してるので本当のところを知りたかったのです。

この建物が環境放射能測定棟。

どれくらいの高さにモニタリングポストがあるのかだけ確認して帰ろうかと思っていたのですが、土曜日にも関わらず職員さんがいらっしゃって、説明してもらうことになりました。

突然の訪問で失礼いたしました。

建物の中には震災後に新しくした測定器があり


左上の数値が放射線量を示しています。
この時点では0.0446μSv/hです。
そして右側のモニター
現在のページは3月を表示しています。

インターネットで県に接続されていて、リアルタイムで数値が報告されています。

そしていざ屋上へ


これが地上4mの屋上の上に設置された高さ3mのモニタリングポスト。

地上からは7mが本当の高さでした。
文科省からは決められた高さはないが、10m以上を推奨されているそうです。

他にも1ヶ月間の雨水を溜めておくたらいのようなものや


震災後から毎日計測するようになった

こんなボトルが設置されたものや
大気の中の物質を捕らえる

こういう機器も屋上には設置されていました。

あと、2年くらい前までは食事の内容も検査していたのが、打ち切りになったそうです。

でも今回の震災で復活するかもしれませんね。

もともとのこのモニタリングポストの目的は中国やロシアからの放射線を測ることなので、人がどれくらいの放射線を受けているかを測定するものではありません。

ですから、やはり八千代市は独自で計測する必要があるでしょうね。

6月10日の一般質問では

・八千代市は独自調査をしないのか
・学校の校庭は除染の必要がないのか
・給食の安全は確認できているのか
などを質問いたします。

インターネット中継もされますのでお楽しみに。

本日、議会運営委員会に出席しました。

6月議会での質問の順番をくじを引いて決めたのですが、一般質問は7日から10日までの4日間で、橋本は一番最後となりました。一番最後ということは橋本が質問しようとしていた質問を前の議員がしてしまう可能性があるので、そうなった場合には非常に困ることになります。震災関係の質問が当然多くなりますからね。。。

今回の議会からインターネットで生中継されるのでよろしければ10日の夕方にご覧ください。録画未編集版は翌日から公開され、質問ごとにアタマダシのできる編集版はおよそ1週間後から公開されるとのこと。アクセス統計で誰のどの質問がどれくらいのアクセスがあったかなどもわかるのかな?詳細はまた後日お知らせいたします。

また、今回の議会に提出される議案の中に自動電話応答装置というのがあったので質問したところ、防災無線の内容が聞き取れなかった場合、ある電話番号に電話をかけると防災無線の内容が音声で聞けるというものだとのこと。6月からは我々が要望していた防災無線の内容をメール配信することにもなったし、twitterでの発信も5月23日から始まったのですが、この自動応答電話装置もいいアイデアですね。

3月1日に一般質問をさせていただきました。

質問した内容は大きく2つ。

1、吉橋工業団地地域が何故みどりが丘小学校の学区に入っていないのか

2、スクールゾーンはどのように決められているのか

1についてはツイッターを通じて吉橋工業団地地域にお住まいの方から、近所に新設校ができたのに遠くの睦小学校までバスで通わされているというお話があったので調べてみたところ、おかしなことがいっぱいあったので、議会で質問してみようと思った次第です。

過去の審議会の議事録をすべて読み返し、この地域について触れられているところを抜き出したり、文部科学省からの通達が何度もあるにも関わらず八千代市教育委員会がそれに従っていないことを指摘しました。

明日3月7日には通学区審議会が開催されるので、そこで吉橋工業団地地域についてが議題にあがることを答弁で確認しましたので、しっかりと傍聴してきて、また報告させていただきます。

2については、毎朝スクールガードをしている中で危険に思うことがいくつかあるので質問をしてみたわけですが、スクールゾーンはそれを決める検討会があって、平成16年に勝田台地区をスクールゾーンとして整備してからは全く機能していないという事実が発覚しとても驚きました。

今回はあまり準備ができていなかったのですが、次回はしっかりと準備してから一般質問に臨みたいと思います。

また、嬉しかったのは告知をしていないにも関わらず、支援者の方や東電の方が市議会のHPに公開されている通告を見て傍聴に来ていただいたことです。

傍聴に来ることが出来なかった方、本日(3月6日)19時からCATVで橋本の一般質問が放送されますのでご覧ください。八千代市の方しか見れませんけどね。。。



1月15日から任期が始まったわけですが、その前に代表者会議というものが11日から13日の3日間開かれました。

18日の臨時議会を円滑に進めるために事前に決められるものは決めえてしまおうというのがこの代表者会議の目的です。

この代表者会議で決まったのは常任委員会のメンバーや議場での席なのですが、これに時間がかかるのにびっくり。32人の席を決めるのに同じ会派同士で隣同士でないと嫌だという要求があったりして、なんと1日半もかかったのです。小学生でも1時間かからず席順は決められるんではないでしょうか?

そして迎えた本当の初仕事が18日の臨時議会。

ここでは10時に開会して、10:16には暫時休憩。休憩中に各会派で議長選出の話し合いなどが設けられ、なんとかまとまって議会が再開したのが18:15でした。議長を決めるのに8時間もかかっているのです。以前から立候補制にしたほうがいいという案がでているそうですが、なかなか以前からの慣習を変えるのは難しいようです。

その議長選挙で不思議なことが起きました。9名を擁する最大会派「新風」からは菅野氏が議長にということでお話が来たのですが、市民クラブ・公明党・未来の会派からはその「新風」の林利彦氏を推す声があがり、新風の票が割れることになったのです。結果林氏が2度目の議長に就任したわけですが、新風はその後分裂することもなく9名のまま維持されています。なんとも理解しがたい状況です。

もう一つ理解できなかったのは、この日、みんなの広場が中心となって、旧鉄道建設公団の約1.4兆円の埋蔵金を東葉高速鉄道の債務に当てるべきとの意見書の上程を申し出たのですが、議会運営委員会で嵐氏・木下氏・西村氏・山口氏の4氏が「いい内容であるとは思うが慎重に検討するべき」との理由から反対され、上程が出来なかったことです。橋本も議会運営委員会のメンバーですので、その場で「県議会でも全会一致で可決されている内容であるし、国会の予算審議前に出さなければ意味の無いことなので、3月議会では間に合わない。」と申し上げたのですが数の力には勝てませんでした。

その後、各常任委員会の委員長・副委員長などを決め、すべて終わったのが23時近くなっていました。その間、市長や執行部の皆さんはただ待たされていただけといのも無駄な時間です。

これから新しい力で議会改革を進めていきたいと強く思った初仕事でした。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は八千代市議会議員選挙で当選させていただき、本年1月15日より市議会議員として働かせていただくこととなりました。

やる気に満ちている反面、絶望感もあったりします。

それは選挙結果からきています。

今回の選挙の一つの争点は新川周辺のハコモノについてだったわけですが、

市長選での結果は

ハコモノ賛成の現職の得票は24,969票(35.5%)

ハコモノ反対の3人の得票合計は45,376票(64.5%)

この結果から推測できるのは、投票した方の約2/3がハコモノ反対であるということ。

これに対し、市議選の投票結果を見ると、ちょっと違う結果が見えてきます。

市議会議員は当選するとまず最初に会派を組むわけですが、その会派別の得票数を一覧にしてみました。

会派名 人数 所属議員 会派別得票数
新風 9名 ◎林 利彦

海老原 高義  大塚 裕介

菅野 文男   塚本 路明

成田 忠志   西村 幸吉

林 隆文    皆川 智子

16,021票
公明党 5名 ◎緑川 利行

菊田 多佳子  木下 映実

坂本 安    正田 富美恵

10,848票
市民クラブ 5名 ◎横山 博美

嵐 芳隆    江野澤 隆之

茂呂 剛    安原 哲

9,950票
未来 4名 ◎松井 秀雄

伊東 幹雄   河野 慎一

山口 勇

8,507票
みんなの広場 4名 ◎秋葉 就一

橋本 淳    原 弘志

松崎 寛文

10,782票
日本共産党 3名 ◎小林 惠美子

中村 健敏   堀口 明子

4,617票
新政八千代 2名 ◎横田 誠三

奥山 智

2,497票
7会派 32名 63,222票
◎会派代表者

11月26日の本会議において、新川周辺再開発事業への住民投票条例案に賛成した会派は

未来、ひろば、日本共産党と一人会派が二つで合計10名の議員でした。

今回の新しい会派でも同じような考え方だとすると

ハコモノ賛成 21名(65.6%) 39,316票(62.2%)

ハコモノ反対 11名(34.4%) 23,906票(37.8%)

という投票結果となります。

(住民投票条例案賛成=ハコモノ反対だとするとという前提ですが。。。)

市長選ではハコモノ反対票が多かったのに対し、市議選ではハコモノ賛成票の方が多かったことになります。

これはどういうことか?

多分、市長選では新川周辺再開発事業についてを争点にして投票した方も、市議選においては違う理由で投票をされたのでしょう。

やはりもっと情報を公開していくことが大事ですね。

これから4年間どこまで仕事が出来るのかわかりませんが、4年後の選挙にはもっと多くの市民派の候補が当選するような活動をしていきたいと思いました。