今日は衆議院選の投票日です。棄権することなく、ちゃんと投票しましょう。
そして市議選の告示日でもあり、21日が投票日となります。
こちらもちゃんと投票に行きましょうね。
さて、橋本は今回の選挙は「公費負担ゼロ!」を訴えています。
公費負担とは、候補者の負担を減らし、資産の多少にかかわらず選挙運動の機会を持てるようにするための制度です。
公費つまり税金から選挙資金が補助されているのです。
その1、選挙カー
借入料 15,300円/日
燃料代 7,350円/日
運転手の報酬 12,500円/日
選挙期間が7日間なので7倍した合計は246,050円
橋本は4年前の選挙でも選挙カーは使いませんでしたが、この選挙カーが票に結びつくとは思えないのです。もし、選挙カーが回ってきたから投票するというような方がいらっしゃったらぜひ連絡をいただきたいと思います。
うるさい、渋滞の原因になる、排気ガスなど環境に負荷がかかる等のデメリットばかりで、メリットがどこにあるのかわかりません。
その2、公選はがき
郵送代 52円×2000枚で104,000円
名簿の管理がしっかりとされていないと、一軒に何通も同じはがきが届いたり、また古い名簿を使うと転居していたりして返送されてしまうこともあります。
どの陣営からも投票依頼がない方には一通のはがきが投票意欲につながるのかもしれませんが、はがき一通ではその候補の人となりや政策などよくわかりません。
個人情報保護法という法律がありますが、政治団体に名簿を提供することは禁止されていないというのもおかしな話です。
その3、ポスター
1,633円×269枚で439,277円
これは高すぎ!
橋本は自分でデータを作成し、自費で印刷しましたが、300枚で38,000円でした。
満額請求している方の差額の40万円はどこに消えたのでしょうか?
純粋に印刷屋がぼろ儲けをしたのでしょうか?
聞いた話では、候補者にキックバックをしている例もあるそうです。また、他の印刷物(名刺、はがき、リーフレットなど)はサービスで印刷させるという話も聞いたことがあります。
お隣の習志野市では前回の市議選で7人の候補に監査が入るなど、他市でも多くの問題が起きています。
選挙カー、公選はがき、ポスターの公費負担限度額の総額は1人当たり789,527円となります。
今回の市議選は37候補が立候補する模様なので、全員が限度額まで使うとするとその合計は29,212,499円となります。
この全額が不要だとは言いませんが、この大部分を削減することは可能です。
今年は兵庫県議会議員の号泣会見が話題となりました。
政務活動費の搾取が問題だったわけですが、彼はまだ氷山のほんの一角で、多くの議員が
「貰えるものは貰っちゃえ、使えるものは使っちゃえ」
という感覚でいるのではないでしょうか?
この選挙における公費負担もそうです。
議員は無駄遣いのチェックをする立場にあります。その議員になろうとする活動において無駄遣いがあってはならないと考えます。
昨日、新潟県人会でお世話になった桜井です。議員活動についてお話を聞くことができて光栄に思います。機会がありましたら、再度お話をお聞きできれば幸いです。
桜井 克彦