政務活動費とは議員の調査研究のため、議員報酬とは別に支給されるもので、昨年まで政務調査費と呼ばれていましたが、地方自治法改正により使途拡大が可能になり、名称も変更となりました。だから会見の中でも「政務調査費、政務活動費」と続けて言葉にしていたのです。

問題となったのは、過去3年間で約345回分、計約780万円の使途不明交通費に加え、昨年度だけでも切手を175万円分も購入していたというもの。税金を使っているのだから説明責任があるのは当然のこと。それを認めていた事務局にも問題がありますね。

さて、この政務活動費の金額を調べてみました。

話題になっている兵庫県では月額50万円(年間600万円)

千葉県 40万円(年間480万円)

千葉市 30万円(年間360万円)

市川市、船橋市 8万円(年間96万円)

松戸市 5万円(年間60万円)

流山市、佐倉市、八千代市 4万円(年間48万円)

浦安市、習志野市 3万円(年間36万円)

ただし、八千代市では現在3万円となっています。これは3月議会で予算増額修正案を市議会から提出した時に、議員も身を削るということで1万円減額したのです。

県議と市議では大きな差があります。政令指定都市の千葉市は別ですが、同じ政治家として政務活動を行うにあたり、そこまで経費に差が出るものでしょうか。

実際、3人会派となった我がみんなの広場では、定例会が終わるごとに(年4回)会報を発行し(市政報告会も開き)、この広報費だけでほとんどを使い切ってしまいます。それ以上の活動をすればそれはすべて自腹です。ですから、仕事をすればするほど収入が削られてしまうのです。

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