昨日、産業・都市常任委員会の所管事務調査として公共交通機関「ぐるっと号」についての会議の2回目が行われた。

ぐるっと号は市内の公共施設を回るという目的で始まったが、交通の不便な所にお住まいの方や、お年寄り、体の悪い方などの足としての役割も重要視されてきています。

A,B.C.D各路線に対して1200万円までの補助をするということで、22年度では合計約4400万円の補助をしています。

補助金額も問題ですが、便数が少ない、駅の近くに停留所がないなどの問題もあります。路線バス事業者との兼ね合いもあるので、重複しないようにとの配慮もされています。

twitterでは、「停留所以外でも乗れるようになればいい」とのご意見を頂きましたが、利用者にとっては便利ですが、交通事情を考えるとそれはなかなかできないでしょうね。

乗客一人に対して700円ほどかかっているのは大きいです。それだけかけるならオンデマンドバスやタクシーのように、呼んだときに目的地まで乗せてくれる個別対応のほうが便利なのかもしれません。

しかし今、市が考えているのはそういうことではなく、ぐるっと号をもっと利用しやすいものにするということです。今年度に検討し、24年度に試運転、25年度に本格稼動という計画となっています。廃止される予定も計画もありませんので、現在利用している方はご安心を。

 

 

 

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