「発議案」とは議員が提出する議案のこと。
今回の議会で提出された発議案は全部で10本。その結果を以下に掲載します。
× | 発議案第10号 | 中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書について |
〇 | 発議案第11号 | 放射能汚染対策の迅速な対応を求める意見書について |
× | 発議案第12号 | 福島原発の危機収束と救援、復旧・復興を求める意見書について |
× | 発議案第13号 | 原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を切ったプログラムの作成を求める意見書について |
× | 発議案第14号 | 介護保険法改定の取り下げを求める意見書について |
× | 発議案第15号 | 消費税増税はやめるよう求める意見書について |
× | 発議案第16号 | 文部科学省が示した学校等の利用基準「年間20ミリシーベルト」の引き下げ等を政府に求める意見書について |
× | 発議案第17号 | 千葉県内の放射線量測定地点の拡大と公表方法の改善等を求める意見書について |
〇 | 発議案第18号 | 東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質拡散に対する空間、土壌等の放射線量の八千代市独自の測定の実施及び結果の公表を求める決議について |
〇 | 発議案第19号 | 八千代市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について |
この内、橋本は12,13,15,16,17,18号の賛成者として発議案を提出し、10,11,19号については賛成いたしました。
いろんな考えの議員がいて当然だと考えますが、16号についてはtwitterで「詳細待つ」とツイートされていたので、ここに内容を掲載いたします。
文部科学省が示した学校等の利用基準「年20ミリシーベルト」の引き下げ等を政府に求める意見書
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故は、放射能による深刻な環境汚染やその他の社会的・経済的被害をもたらしている。子どもを学校に預ける親たちの不安が募る中、新学期が始まった直後の4月19日、文部科学省は「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」として、年20ミリシーベルト(屋外で毎時3.8マイクロシーベルト)という基準を福島県教育委員会等に通知した。
この数値は、労働基準法で18歳未満の作業を禁じている「放射線管理区域」(毎時0.6マイクロシーベルト以上)の6倍強、また、原発労働などによって白血病を発症した場合の労災認定基準の年間線量の4倍に匹敵する。
子供は細胞分裂が活発であり、放射線に対して脆弱なのだから、原発労働者や一般の大人に対する基準より緩くていいはずがない。4月29日に東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏は、事故直後を過ぎた時期に年20ミリシーベルトという緩すぎる基準を設定することに涙を流して抗議をし、内閣官房参与の辞表を提出した。
また、この数値は、食事などによって放射性物質が体内に取り込まれる内部被曝を考慮していない。さらに、基準がこのままでは、子どもの被曝量を最小限にするための学校や自治体レベルの自主的な防護措置が、本当は必要なのに不要と判断されてしまいかねない。
確かに、5月27日になってようやく文部科学省は「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」を発表し、今年度は「当面,年間1ミリシーベルト以下を目指す」としたが、依然として年20ミリシーベルトという基準は撤回されていない。そのため、現実に多くの自治体では、空間放射線量の公表時にこの目標値に触れていないのである。
よって、本市議会は政府に対し、下記の項目の実施を強く求める。
記
1.学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方「年20ミリシーベルト」を即時撤回して、これまでの年1ミリシーベルト以下を基準とすること。また、乳幼児が長時間過ごす保育園の利用基準を設定すること。
2.子供の被曝量を最小化するため、保育園、幼稚園、学童保育所、小中学校、公園等の空間放射線量や土壌の放射線量を自治体が早急に測定するよう最大限の支援をし、測定結果に応じて一部立ち入り制限、除染・土壌の入れ替え、避難・疎開などを行う基準を策定し、実施にあたっては財政支援や受け入れ自治体のあっせんも行うこと。
3.学校等の屋外での測定値が毎時3.8マイクロシーベルト以下になったとしても、年1ミリシーベルト(毎時0.19マイクロシーベルト)以上の測定地点がある都道府県内においてはモニタリングを継続すること。
以上、地方自治法弟99条の規定により意見書を提出する。
平成23年6月23日
八千代市議会
提出先
内閣総理大臣 様
文 部 科 学 大 臣 様
原子力安全委員会委員長 様
厚生労働大臣 様
国土交通大臣 様
以上のような内容の意見書を国にあげることに反対する議員が半数以上いたということです。
反対した議員のお名前は把握していません。議会事務局に問い合わせをすれば答えてくれると思います。
どれくらいのお値段か存じませんが、台数を増やせないでしょうか?
予算会議に提案できないでしょうか?
内部被爆の問題がどんどん遠ざかっていくのが怖いです。
実際に低線量被爆の実害があることは海外では常識です。この意見書はとても良いと思います。
将来が分からなければ安全な道を選択するのは当然だと思うのですが。ここで反対する議員さん。何かがあったときには責任取れるのでしょうか?
責任の所在があいまいだから、こんなにずるずる対応が遅いのに。
市で動かないのならスーパー等で計測してもらうことはできないのでしょうか?
内部被爆の95%が食品から。4%が水から。1%が呼吸からと言われています。
WBCじゃなくてもいいんです。もっと簡単に測定できる機器もあります。八千代市民の内部被爆の現状を知りたいのです。
まだ本当の事はださないつもりなんですかね。
肉も最近では『国産』の表示しかありませんよね。
それも各地からの肉を混ぜていると聞いたのですが。野菜はちゃんと表示されていますけどね。
噂話で申し訳ないですが、ちょっと小耳に挟んだもので。
真偽のほどを知っていらしたら教えていただきたいです。もし本当なら、国は腐ってますね。
もし違うなら、スーパーで独自調査してくれれば安心して買えるので
スーパーの売り上げ上がりそうですけどね。本当ならニュースになってると思いますが。。。
>意見書を国にあげることに反対する議員が半数以上いた
どうして反対するのでしょうか?
よく分かりません。。。ちょっと聞いてきます。
その方は市民に都合が悪いことは言っていませんでした。
ハッシーさんに迷惑かかるかもしれないので、ここに詳しく党とか書きませんが、とりあえず市議会の1ヶ月以上も前に○○党で国に提出したから
今更と言うことで賛成しなかったそうです。
だったら賛成にとりあえずしておいてもよかったのでは?
とも思ったのですが私のとり頭では、他にも要望があってそちらを言うのにせいいっぱいで
突っ込みを入れ忘れました。
本日3点要求してきました。
市民としてはどの市議さんが動いてくださっても良いことなのでここにも書きます。ここ以外にはブログに記載しました。
1.排水溝や雨どいなど一般的に高数値を出しているところを
測定してほしい。特に通学路にかかるところは念入りに測定希望。2.学校給食での産地表示を希望。
3.福島のように千葉県の酪農、畜産がならないように
農家、酪農関係に徹底した飼料管理や危機管理の通達を(国が当てにならないので)県や市のほうからしっかり監督してほしい。
を伝えてきました。
飼料管理はチェルノブイリ事故から学べる常識です。橋本氏の行動力には希望を感じます。
これからもタフでガンガン行動してくだされば益々応援のし甲斐もあるというものです。
これからもよろしくお願いいたします。
都合が悪ければこのコメントは削除してください。
その党の意見書でも国は基準を変えないのだから、地方自治体からも意見書を出すなどあらゆる方法をとるべきだと考えます。
要望について
1、かなり難しいですね。2、産地より放射線量の測定をしたほうがいいのでは?
3、これは出来るはずです。
どうしたらいいでしょうか?市民から陳情(若しくは請願)という形で上がる分には再度付議する事も可能なのでしょうか?同様の内容の陳情を自分個人か、自治会の方から上げる事を検討していました。もし意味があるなら何度でも上げたいと思っています。
橋本さんのご尽力には本当に感謝していますが、八千代市ってほんと・・・
http://fuchukodomo311.jimdo.com/府中市への陳情/
やはり、市民から声を上げていかないとダメですね!過去に小学校の学区の件では多くの声を上げても全く聞いてもらえなかった事もあり、今回の議会の結果みても正直期待持てないですが、子供たちの為にも諦めてはいられませんね!
市民からの陳情であれば八千代市議会でも採択されたかも。。。
要望自体を否決あり得ません
怒りを通り過ぎて呆れます
本当に一般市民の事なんか
どうでもイイ方が過半数という事ですね
利権が絡んでいるからなんでしょうか?
反対に回ったかたのリストも
出回っているようなので
保存しておくことにします
しかし、測定などなど橋本さんのご尽力は
本当に感謝いたしますm(_ _)m微力ながら応援しますので、
頑張ってください応援メッセージをいただけると、とても励みになります。
今後も頑張ります。賛成14で否決されたと議会事務局からメールがありました。
各政党には、何ゆえに否決したか意見を確認したいと思います。
よろしくお願いいたします。
だいたい、20ミリシーベルトっていうのは「福島県における」「暫定基準値」なんですよね?
ということは。それ以外の地域は、「年間1ミリシーベルト」のままのはずでは?
わが八千代市も、本当は年間1ミリシーベルトまでしか許容しちゃいけないんじゃないですか?なのに、市内の保育園には
「市内の○○保育園の園庭で計測した値は3.8マイクロシーベルト/h以下だったので屋外遊びをさせます」の張り紙がありました。
まず、自分のところの園庭で計ってほしいし、だいたい3.8μsv/hなんて数字じゃないし…
おかしいと思います。
よろしくお願いします。
まちBBSとはどちらでしょうか?
urlをお知らせください。まちBBSのURLはこちらです。
http://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/kanto/1308014277
ごみ焼却場の放射性物質についても、市民にとっては
重大な関心事だと思いました。今後もよろしくお願いします。柏のごみ焼却場でも高い放射線量が計測されましたね。。。
千葉県が国に対して基準を出すように要望書を4月15日に提出しても、
国からはなにも回答がない状態だそうです。
福島県ですら年間1mSvを目差すわけですから、千葉県でもそれを目差すのは当然のこと。
毎時3.8μSv以下だから安全だとは誰もいえません。
トウカツ6市の中で1番高いのが 我孫子市立並木小学校。
屋外で0.63マイクロシーベルト×3.5時間
屋内で0.08マイクロシーベルト×6.5時間
を一年は200日で計算すると・・・なんと1ミリシーベルトを下回った。とのこと。
柏市役所環境保全課の担当者によると文部科学省の推奨する試算方法なのだと。一年は365日あるし、1日は24時間のはず。それ以外のときはどこに居ればいいのか。
不思議な国 「日本」
その計算方法は知りませんでした。
ただ気になるのは一番高かったのが我孫子市で試算方法をコメントしているのは柏市なんですね。。。